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第三種電気主任技術者試験(電験三種)
勉強方法について考える

■モチベーションについて
日々のモチベーションってのは絶対ある。
記憶がやけにさえる日もあれば、全くやる気が出ない日もある。
けれども、なんらかの形で勉強していく事を考えたいところ。
というのも、継続は力なり、のことわざの通り、継続していくことが電験三種の勉強では最も重要だと思うのです。

人間の脳細胞ってのは毎日少しでも行っていることは忘れにくいように出来ているらしく、反面、一日でも修行を怠ると遅れを取り戻すのに三日かかると言われています。
脳内で情報伝達を行っている細胞が切れてしまうとかなんとか。
続けることが最も重要。
一日の勉強時間が10分だろうが5分だろうが構わない。
参考書開いて、1ページ読むだけでも全然違う。
これだけでも電験三種に関する脳細胞が活性化してくるみたい。

実際、私は通勤の車の中で毎日40分、自分で参考書を音読した録音データ(法規のみ)を2年間聞き続けてきましたが、それだけでも平均60点くらいは取れるようになってます。まぁ、B問題には効果が無いですが・・・。

それでもやる気にならない。過去問解き続けるのもマンネリ化して飽きてきてしまった・・・。
そんなぐだぐだ状態になって勉強を辞めてしまうのが一番怖い。
なので私は、勉強方法のバリエーションを増やすべきだと思っています。
過去問をストレス無くひたすら解き続けられるほどの集中力を持っているならば話は別なのでしょうが、どうも私には無理なようです。
なので、以下のような勉強のバリエーションを考えて実践しています。

(1)過去問を解き続ける(基本)
(2)録音したデータを聞きながら参考書を目で追う。
(3)録音したデータを聞きながら参考書に線を引いていく。
(4)参考書・過去問を音読して録音する。
(5)ノート作り(私の場合はこのホームページ作り)
(6)通勤時or通学時に録音データを聞く。
今のところは上記のバリエーションがあるんだけど、それぞれに適した場面ってのがあると思うんです。

(1)の過去問を解き続けるのが最もエネルギー消費が高いので、モチベーションが比較的高い日に行う。

(2)のそれほどモチベーションは必要ない。あまりやる気の無い日は、コレ。

(3)はある程度モチベーションを上げる効果がある。これでモチベーションを上げておいて、過去問へ突入。

(4)これは過去問で下がったモチベーションの際に気分転換のつもりでやると効果的。

(5)ノート作りはあまり推奨しないのですが、私みたいに気分転換にこのHP作りをするなら話は別。
楽しみながら勉強するということで、モチベーションがかなり上がります。

(6)これはモチベーションとかあまり関係ない。自分を洗脳するつもりで、毎日の通勤・通学時に録音データを聞き続ける。

あとは高額のビデオを購入してビデオ学習って手もあるとは思うんですが、私は先立つものがないので・・・(涙)

要は、「いかに勉強を好きになるか」という事に尽きる。
好きなことはどんなけ時間を割いても苦にならないし、どんどん頭の中に入っていく。
 

■勉強時間について
人によっては残業が無く時間を沢山取れる人も居れば、少ない時間しか取れない人もいる。
当然と言えば当然。
こればかりは人それぞれ、勉強する時間を作っていかなければいけない。

個人的には、朝5時に起きて7時までの2時間勉強するのが最も効率が良いのではないかなと感じています。
というのも、寝起き時は頭がリセットされているため。
また、7時には会社に行かなければならないので、時間が区切られているのも集中力を増す良い要因になると思うのです。

また、会社や学校から帰ってきた後だと、色々な雑念が頭の中に溜まっていて勉強に集中出来ないなんて事も。
日によって残業等で勉強を決められた時間に始められないもの、勉強を継続を妨げる要因になると思うのです。
「早起きは三文の徳」という奴でしょうか。

■過去問を解くのにあたって
過去問をひたすら解いていくのが電験三種の試験を受ける上で最も重要なポイントらしい。
確かに参考書を読んで例題を解いているだけだと、法規や電力はある程度の点数は取れるんだけど、理論・機械は合格点60点にはほど遠い。
個人的に参考書を読み例題を解いてある程度頭の中に解き方を入れた後、過去問にトライした際、
法規:60点
電力:60点
理論:35点
機械:15点
といった感じでした。

法規・電力は結構点数を稼げるのですが、理論・機械はどうも参考書だけでは無理っぽい。
なので、過去問を解きながら勉強していくことが非常に重要な要素になっていくのでしょう。
 

■電卓について
電験三種は最近になって電卓の使用が認められましたが、この電卓の選定が結構やっかい。
プログラム機能付いてる電卓はもちろんNG。
また、√が付いている電卓は必須なのですが、意外に√機能がついている電卓は少ない。
そして意外に盲点なのが、電卓の表示桁数。
500円程度で手に入る簡易電卓の場合で√付きのものだと8桁が主流なのですが、8桁だと計算に困るケースが結構あったりします。

というのも、三角関数で「10002+12002」程度の桁数を計算する事はままありますが、1000000(7桁)となるのでギリギリ。
また、電力で発電所の容量を計算する際など、1000GWといった桁数になると8桁じゃ直接計算するのは無理。
なので、10桁以上のものがあれば良いのですが、何故か10桁以上で√機能がある電卓が少ない少ない・・・・。
個人的に12桁√機能付きの電卓を探しているのですが、値段が一気に跳ね上がる(5000円とか)
なので現状、8桁の500円電卓で頑張ってますが・・・・個人的にはもっと良い電卓が欲しいところですね〜。

電卓ってその使い心地をあらかじめ体にしみこませておかなきゃいけないものだから、早めに用意して使い心地を確かめた方が良い。

今のところ使用している電卓は、コレ。
CASIOの TWO WAY POWER
SL-910LAって奴。
√機能ももちろん付いているし、電源はソーラーなので電池切れの心配はなし。
ボタンの押し具合も上々で、500円程度の品物としてはまぁ満足。

電卓の大きさはやや小さめなのですが、問題用紙の上にドカンとでかい電卓があって邪魔になるといったケースがすくないので、個人的に満足。

値段が500円と安い割に、中々。
ただし弱点もあって、表示画面を斜めから見ると88888と表示されていない部分が濃く写ってしまい、数字を見誤る可能性があるということ。
所詮は500円の電卓なので、もっとよい電卓を探すべきだとは思う。

付属のカバーは邪魔になるので外してあります。
省スペース化は結構重要な要素ですよ。

 

 

 

■試験に挑む際の準備
試験は基本的にお盆(8月〜9月)あたりに実施されるのが毎年の恒例ですね。
この頃は残暑が厳しいため、暑さ対策は必至。
所持品には十分注意しましょう。
(1)タオル、ハンカチ
(2)アイスノン等の体温調整用の道具
(3)塩分補給用の塩・うめぼし等
(4)携帯酸素

(1)はまぁ当然といえば当然。
だらだら汗をかきながらテストに挑むのは結構つらい。
試験場では1階の会場もあれば、10階の会場もある。
試験に遅刻しそうな際に10階の会場まで階段を駆け上がっていくケースを想像してみてください。
大量の汗をかいたままだとキツイですよ(経験者談)

(2)は暑さ対策。
うだるような暑さの際に試験に挑むのは結構辛いものですので、お近くのコンビニでアイスノンを2ヶほど購入してポケットに入れておくだけでも効果は有ります。
ぬれタオルで代用する手もありますね。

(3)塩分補給?と言われるとハァ?な方もおられるかも知れませんが、塩分補給はすごく重要です。
というのも、塩分を補給すると血圧がアル程度上昇するため、脳に血が回りやすくなり思考能力が上昇します。
汗をかいた場合には、余計塩分補給は重要。

(4)携帯酸素もまた、(3)と同様に脳の回転を速くするための要素の一つ。

■所持品について。
鉛筆・消しゴムはもちろん基本。
一部では計算用紙を持って行っても良い、という噂を聞いたがどうなのだろう。
許可されるならば計算用紙は使わせてもらいたいナァ。
シャープペンシルはもちろん、シャーペンの芯は満載すること。
機械的トラブルの際のために、普通のHB鉛筆も用意。
消しゴムはアル程度つかいこなれたもの。新品の消しゴムは使いにくい。
定規は線を引くためには必要でしょう。
 


■試験について

試験会場で実際に試験を行う際の状態は、あなたが普段勉強している状態とはまるで別で有ることを念頭に置いておいてほしい。
というのも、試験会場で用意されている机は、いわゆる小・中学生で使用してきたような机。
コレ、大人な方から見ると意外なほどに小さいので、スペースを圧迫するものを置けない。

右端には受験票を起き、鉛筆・消しゴムも置く。
ここで問題なのが電卓の大きさ。
大きくて桁数が稼げる電卓がいいじゃん!と言わないのはここでの事を想定しているため。
電卓は小さい方が良い。かつ、小さすぎない物。

試験が始まり問題用紙が配布されていきますが、問題用紙が閉じた状態からでも、裏から問題が見て取れます。
ここが結構重要で、アル程度の問題の傾向が試験が始まる前から分かる事になります。
そのため、頭の中に入っている公式を、問題が配られた時点から考え始めて下さい。
そして試験開始の合図と共に、思い出した公式をテキストの上部分に記述する。忘れないためにね。
あと、オームの法則などの基本公式も書いておくこと。